模写花旅

自動車模型を中心に写真やその他の趣味や日々の出来事について綴ります

メルセデス・ベンツ 300CE (6) 小物部品の加工

 
メルセデス・ベンツ 300CE 工作のポイント 最終回は残った小物部品の加工です。



まずは,いつもやっているレバー類の軸の金属化から。


11232 レバー類金属化 640×430

元のプラパーツのグリップ部は活かします。

ピンバイスを使ってキリ穴をあけ,金属線を差し込み瞬着しました。

使った線材は,太い方が洋白Φ0.6だったかな。 細い方は虫ピンでΦ0.3と0.4かな。

記憶にあまり自信なし。(笑)




11247 ワイパー 640×430

このワイパーは,一般的な華奢なものではなく,けっこう太めの一本ワイパーです。

そこで,無理に金属化はせず,BMW535iでご紹介したエッチングパーツを半分貼り付けました。

このあと,他の小物類と同じオフブラックで塗装します。




11178 ヘッドレスト切り離し 640×430

後席シートのヘッドレストはリアシェルフに納まっていて,必要なとき出てくる構造のようです。

ヘッドレストの両側には,深いピット状のくぼみがありました。

こんなくぼみには塗料の吹き付けが困難です。

それとツートンにするためのマスキングも厄介ですね。

ということで,BMCタガネを使って切り取り,その右に見えるプラ板を裏から貼りました。

塗装後,リアシェルフ下側から接着です。




11245 アンテナ孔明け 640×430

ほぼ完成に近づいてからアンテナを作ってなかったことに気づきました。

それで,塗装仕上げ済みのボディにこわごわ孔あけです。

しかも,斜面に対してかなり浅い角度での加工になります。(緊張~)

マスキングテープで養生して,しかるべき位置にケガキ針でモミツケしてキリ加工です。




11260 アンテナ 640×430

マスキングテープをしたまま,エポキシパテの小さな団子を串刺しにした虫ピンを立てます。

その団子を,ボディ斜面になじむようにヘラで形を整えます。

表面を滑らかに仕上げるために,ヘラは水でぬらしながら使いました。

できた部品をボディから抜いたところが上の写真の状態です。




11244 あけた孔 640×430

あけた孔はご覧の通りで,ダメージもなく無事通過できました。




11258 アンテナ 640×430

作ったアンテナ部品をボディに立ててみます。

大きさ等の感じもOKでしょう。

このあと,頭が少し出るくらいのところでピンを切って仕上げ,オフブラックで塗装しました。



以上,残っている写真から300CEの工作のポイントについてご紹介してきました。

今回をもって終了です。

最後までのお付き合い,ありがとうございました。


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  1. 2013/06/26(水) 23:59:39|
  2. 1/24 メルセデス300CE
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メルセデス・ベンツ 300CE (5) フロントグリルとヘッドランプ

 
今回は,フロントグリルと灯火類の工作についてです。

だいぶ探し回って,なんとか見つかった写真を頼りに書いていきます。




11198 リフレクター 640×430

まずは,フラッシャーランプのリフレクターから。

この部分,いつもは形状はいじらず,梨地仕上げのアルミ粘着シートを貼って済ませています。

このときは,気分で彫り込んでいますね。

そして,ハセガワのミラーフィニッシュを貼り込んでいます。

この上に来るレンズは,凹凸が激しいのでストレートに見えることはありません。

完成後の印象としては,見る角度によっては効果があったなぁという程度です。(笑)



問題は,その奥のヘッドランプ部です。

ご覧のようにリフレクターの表現はまったくありません。

なので,自作することにしました。




11194 ヘッドランプ 640×430

がんばって,ここまで作ったところで気づきました。

スモールランプ(でいいのかな?)はこれでいいのですが,ヘッドランプ部は傾斜なしが正しい。

加工前によく見ろよ,という感じです。(笑)

ということで,作り直します。




11333 ヘッドランプ assy 640×430

はい,作り直しました~。

左下の台座にヘッドランプとスモールランプの部品を立てて接着します。

スモール部品には長円の孔をあけ,傾斜して自立できるよう底面継ぎ足しで延長しています。

リフレクターは,お手軽に貫通にしました。

いつものニトムズのアルミテープを貼って,綿棒でぐりぐりと押して凹ませます。

(この部分,初めての方はこちらの記事をどうぞ)

多少うねりがありますが,レンズをつければ目立たないはず。



ところが,レンズはうっすらとスジ彫りがある程度で,奥が丸見えに近いです。

リフレクターのうねりにかかわらず,何とかしないとリアル感がありません。

そこで,勇気をもってレンズのスジ彫りに挑戦です。

本来,レンズ断面はカマボコ状のはずなので,深めにスジ彫りしてエッジをダレさせようかと。




11320 レンズスジ彫り 640×430

左が加工前,右は0.15のBMCタガネでガリガリにスジ彫りしたものです。

クリアーパーツに対して,ここまでやっていいのかというくらい大胆に彫ってみました。(笑)

もちろん,割らないように気をつけてですがね。

スジ彫りのピッチは,狭い方が0.3mm,広い方が0.5mmです。

これでも,元のピッチよりは少し狭くしたつもりでした。

ところが,あとで...

このあと,紙やすりとコンパウンドで仕上げます。




11324 レンズスジ彫り 640×430

リフレクターとレンズを組み込んでみました。

レンズのピッチはちょっと粗かったですね。

0.5mmピッチなので,実際には写真ほど粗くは見えませんが,もう少し詰めればよかった。




11334 グリル アルミ貼り 640×430

次,お面の部分行きます。

ここは,ボンネットと一体でしたが,切り離しておきました。

ニトムズのアルミテープをべったりと貼って,へらで押さえて余分を切り取りました。

十数年ぶりにこの作業をするので,なんとなく格子部分のみ先にやってみました。

このあと,周囲を貼るのですが,残念,写真がありません。

同様にヘラでなじませて貼り込みました。



この作業,かなり上手に貼れても,表面の多少のうねりは避けられません。

このテープのアルミの厚さが50μmあるので,それを利して研ぎ出します。

はじめに1500番の紙やすりで研いで,コンパウンドで仕上げます。

ボディ塗装面を研ぐのと同じですね。

ただ,50μmなので,うねりが大きいともちません。

そのときはやり直しです。




11334 メタルインレット 640×430

お面の上のスリーポインテッドスターは,キットの部品は鈍いので使いませんでした。

で,これ。 ホビーフォーラムのときに買った,KAモデルスのメタルインレットです。

これだけあって,1500円しなかったかな。 たぶん一生分ある。(笑)

これを自作の枠に貼り付けます。

確か虫ピンで作ったと思いますが,写真撮り忘れてます。

と思ったら,偶然左下隅に写ってました。(笑)




11339 ヘッドランプとグリル 640×430

ともかく,こんな感じに仕上がりました。




6109 完成 640×430

そして,少し引いて見るとこんな感じです。

完成写真集はこちらです。



さて,この300CE工作のポイントご紹介も,もう残りは大したことありません。

次回で終われそうですよ。


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  1. 2013/06/22(土) 18:53:39|
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メルセデス・ベンツ 300CE (4) ウッドパネルの塗装表現

 
今回は,内装のウッドパネルの塗装表現についてです。



ブログを始めるだいぶ以前の工作で,途中の写真などは全然撮り忘れてます。

なので,いきなりですが,ご覧のような仕上がりになっています。



11210 300CE 木目パネル 640×430

このドア内張り部品にはウッドパネルのモールドはありませんでした。

そこで,BMCタガネの0.15を使って,それらしい形にスジ彫りしました。



そこにウッド部のベースとなる色をまず均一に筆塗りします。

そのあと木目を描くので,多少ムラがあっても大丈夫だと思います。

色はベンツらしいところを狙って混色してみました。

それが乾いたら,ベースカラーに適当に黒を混ぜて焦げ茶とし,

適宜水でのばしながら,ドライブラシの要領で木目を描き込みました。

さらに十分に乾燥後,ガイアノーツのクリアーを吹いています。

小さな面積なので,研ぎ出さなくてもご覧のとおりの光沢が得られました。




シタデル塗料 640×535

使った塗料は,これ。 水性アクリル塗料のシタデルです。

模型店でたまたま実演しているのを見て,よさげだったので買ってみたものです。

シタデルは,基本的につや消しカラーとなっています。

キャップにはヒンジが付いていて,起こすと写真のような感じです。

単一の顔料で作られているのか,混ぜなくてもムラがありません。



そこで,キャップに付着している塗料を筆でとって混色しました。

色は,濃い方が Dark Flesh ,明るい方が Vermin Brown と書かれています。

使った感じとしては,水彩絵の具のようです。

ラッカーのように速乾ではなく,のびがよい感じで,筆塗りには向いていると思いました。




木目パネル塗装の筆 640×430

ここでは,手近にあったフイルムケースのキャップをパレット代わりにしてます。

まず,奥の筆を使ってベースカラーを塗りました。

手前の筆は,使い古しの穂先を切って短くしたものです。

この筆を使って,ベースカラーの上に,ドライブラシの要領で木目を入れました。




11252 木目パネル 640×430

内装に組み込みました。

スジ彫りには墨入れして引き締めています。




11249 内装 640×430

センターコンソール部も同様です。

ここではまだ取り付けていませんが,シフトノブも同じ仕上げを施しています。



今回の記事の本題ではありませんが,ついでなので内装について少し。

以前は黒く塗ることが多かったのですが,そうするとたいてい暗くて内部はよく見えませんね。

それで,最近はなるべく明るい色を選ぶことにしています。

ここでは,シートをさらに明るいグレーにして変化をつけてみました。

床の張り地は,以前にもご紹介したスエード調の布地です。

むか~し,ユザワヤで見つけて,5色ほどを保有しています。



ところで,300CEの木目塗装については以上なのですが,いま少しおつきあいを。

とうのは,比較的最近作った500SECではほんの少しだけやり方を変えてみたからです。



0340 500SEC 内装 640×430


ご覧のように,一見した感じはそんなに変わりませんね。

ということは,どちらの方法でもOK。 自分に合った方でよいということでもあります。



では,どこを変えたかというと,こげ茶の木目を入れるところです。

ここをドライブラシでなく,逆に水で薄くのばしてちょんちょんと何度も塗り重ねています。

なので,木目に濃淡をつけることができます.

また,少しずつ濃くしていくことができるので,調整が易しい。

一方,ドライブラシの方は,濃淡がつけにくい代わりに,慣れた人なら手早く作業終了できます。

nanapapaの今後の標準としては,少しずつ濃くしていく方法になりそうです。



本日も最後までお付き合いありがとうございました。


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  1. 2013/06/14(金) 18:02:24|
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メルセデス・ベンツ 300CE (3) ドアハンドルの製作

 
300CE工作の第3回は,ドアハンドルの製作についてです。



このキットの場合,ドアハンドルはボディに一体となっていました。

もちろん,手が入る部分は抜けてはいません。

そこで,一旦削り落として,作り直すことにしました。




1264 ドアハンドル素材 640×430

材料の1.2mm厚のプラ板を,写真のように,薄刃のニッパーでチョキチョキと。

ドアハンドルの幅より少し大きめまで切り進めます。

この場合,幅の広い方は持ち手になります。

nanapapaの実感として,「 保持できる部品は加工できる 」 です。

まあ,加工できないこともありますが...(笑)

小さい部品の場合,どう加工するかより,どう保持するかですね。




1278 ドアハンドル加工 640×430

2枚作って持ち手の部分を両面テープで貼り合わせます。

加工中にずれないよう,さらに金属線を通しておきました。

外側が,大体のところ,形になっています。

キーシリンダー部の孔もあけておきましょう。




1281 ドアハンドル加工 640×430

反対側はこんな感じ。




1288 ドアハンドル仮組み 640×430

ボディに取り付けてみます。

なかなかいい感じじゃあないでしょうか?

虫ピンをキーシリンダーとしています。

虫ピンは内装と干渉しない程度に突き出しておくといいです。

最後の取り付け時にガイドとなってくれ,意図しない接着剤の付着を防止できます。




1303 ドアハンドル塗装準備 640×430

塗装の準備です。

割りばしに虫ピンを通して,メザシ状態に取り付けました。(笑)

塗装時の風圧で不用意に回転しないように,ピンに両面テープをひと巻きして押し付けています。

このあと,セミグロスブラックに若干グレーを混ぜた色で塗装しました。




2813 ドアハンドル取付状態 640×430

完成した姿です。

後日,前部の接着が外れたりしましたが,ピンのおかげで紛失を免れました。



本日はここまで~。


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  1. 2013/06/11(火) 18:05:39|
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メルセデス・ベンツ 300CE (2) ボンネット角部の補修

 
300CE工作の第2回は,ボンネット角部の補修についてです。



下の写真をご覧ください。

ボンネットの角部は,Aピラーに沿うように立ち上がっていますね。




6201 ボンネット角部 640×430


この部分,肉が薄くて尖っています。

部品は,仕上げ前の段階ですでに何かにぶつけたか,欠いてしまいました。

またAピラーに沿っての立ち上がり高さも不足気味で,だれていました。

なので,補修すると共に,高さを出します。



破損した部分というものは,多くの場合,強度が不足していたと考えられます。

単純に継ぎ足しても,また破損することが多いものです。

そこで,nanapapaは,たいていの場合,何らかの補強策を講じます。



ここでは,虫ピンを切ったものを埋め込んで鉄筋としました。




11140 ボンネット角補修640×430


ボンネット裏にミゾを彫って,写真のように瞬着で固めました。

このようなところの欠けを補うには,エポキシ樹脂がやりやすいですね。




11141 ボンネット角補修 640×430


こちらは反対側ですが,エポキシ樹脂をこんなふうに継ぎ足しました。

水で濡らしたヘラで整形してやると,あとの仕上げが楽です。




11142 ボンネット角補修640×430


表から見ると,こんな感じ。

ピンボケですみません。(汗;)



簡単ですが,今回は以上でおしまいです。

続きます。


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  1. 2013/05/08(水) 23:49:59|
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メルセデス・ベンツ 300CE (1) キットについて

 
先日,過去の完成作としてご紹介したメルセデス・ベンツ 300CE について

いま少しおつきあいください。


キットは,フジミ製 1/24 です。



2009年11月完成ですが,着手はずっと昔で,12年の長い模型製作中断に入る前のことです。

サフ終了のまま,おおむね13年以上の眠りについていたことになります。

箱に貼られた値札シールは,ご紹介済みの BMW 535i と同じく800円。

おそらくフジミとして同時期の製品ですね。




6264 メルセデス 300CE 箱絵 640×420


さて,まずは箱絵をどうぞ。

箱絵写真の撮り方が少しうまくなりました。(笑)

これまで,床に置いて見下ろして撮っていたのですが,

今回,撮影台上で箱を立てて,カメラを水平に構えて撮りました。

こうすると,絵に光源の映り込みがなく,ご覧のようにきれいに撮れました。^▽^)ノ



箱絵にも W124 と書かれていて,このブログでもそのように識別してきました。

ところが,メルセデス乗りの方が C124 と書いておられるのを先日知りました。

クーペは W でなく C なんですか~。



このキット,バリエーションとして,フロントグリルが 「500SEC顔」 のものがありました。

フロントグリルは,ボンネットと一体の部品となっています。

取り替えて楽しもうと思い,その部品の取り寄せを試みたのですが,すでに廃番でした。



実車もあまり見かけませんが,キットの方も在庫しているお店はもうあまりないでしょうね。

お好きな方は,もし見かけたら,速攻で買いでしょう。



ご紹介済みの完成写真集から一枚再掲します。 ( 完成作写真集へは こちら


3-6072 300CE 横やや前から 1280×860


キットの概要ですが,

プロポーションは,上の写真のような感じで,悪くないのではないでしょうか。

ボンネットが別パーツになっていますが,エンジンは付属しません。

シャシーは,BMW 535i の記事でもご紹介したように,基本的に共通品です。

ですが,タイヤハウスもちゃんとあって,それ以前の通称板シャシーとは大違いです。

左右のホイールは金属シャフトで直結され,ステアリング機構はありません。

ちょっと問題なのは,ヘッドランプのリフレクターが省略されていることですね。

それと,顔であるフロントグリルのモールドにも若干問題あり。

あとは,それほど大きな問題はないように思います。

はなはだ簡単ですが,概要は以上。 おしまい。(笑)



nanapapaの感じるところ,何箇所か手を入れてやれば,なかなかカッコよくでき上がります。

それらを個別にご紹介して行きますので,またぜひお越しくださいね~。


【追記】 続きは  関連記事からどうぞ

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  1. 2013/05/01(水) 18:21:02|
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