ひと月ほど前,郷里に帰ってきました。
その折り,久しぶりに,熊本城とその外周を散策したのです。
残念ながら,当日(11/10)は雨模様でしたが,散策中は概ねやんでくれました。

スタートは,熊本市役所前のうまや橋から。
坪井川沿いに川下に向かって左岸を歩きます。
説明図によると,右手の塀は 「長塀」 とあります。
そのまんま。 (^^;
写真はクリックで最大2倍まで拡大します。(初めての方は
こちら">こちら)

熊本は,森の都と称されます。
お城の中も緑が豊富。 桜の季節は見事です。

紅葉と塀。
残念ながら,コンパクトカメラの望遠側ではここまでしか寄れません。
おや,瓦の上にカラスが。
カラスも紅葉を愛でているんでしょうか? (^^;

一つ川下の橋 「行幸橋(みゆきばし)」 を渡りました。
そのまま行幸坂を上って行くと,一般観光コースの入口 頬当御門(ほおあてごもん) となります。
(駐車場がこの門の近くにあるため,一般にはこちらから入門)
ですが,ここは橋を渡ってすぐ右手の 櫨方門(はぜかたもん) から入ります。
すると,このように天守閣を仰ぎながら石段を登って行くコースです。

このような石段を当時の肥後藩士になったつもりで登城します。(^^;

頬当御門のところまで登ってきました。
御門は左の画面外になります。
正面は,本丸北西の守り「宇土櫓(うとやぐら)」。
実は,天守閣は西南戦争の際に原因不明の出火で焼失,その後再建されたものです。
しかし,宇土櫓は創建当時のままの佇まいを今に伝えています。

宇土櫓前の広場から仰ぎ見る天守閣
右の大天守に対して,左は小天守と呼ばれます。

宇土櫓の最上層から半分身を乗り出すように撮りました。
いろいろトリミング試してやっとこれです。
構図の吟味が全く足りません。(^^ゞ
右手に見える屋根は再建された本丸御殿。
お殿様は,普段はそちらにお住まいだったわけです。
このあと,その本丸御殿で当時の料理を再現した本丸御膳をいただきました。(要予約)

宇土櫓からの西方の眺め
手前の芝の広場が 「西出丸」 ,長い塀の左端に 西大手櫓門 が一部見え,
塀の右端(画面外)に 戌亥櫓(いぬいやぐら) があります。
戌亥は戌と亥の間,10時半の方向(=北西)の意ですね。
塀の向こうは二の丸広場,その奥の照明塔は藤崎台球場,その右手に三の丸広場があります。
熊本城は,江戸城(皇居)に次いで広い敷地を持っているのだそうです。

宇土櫓前の広場とは反対側の広場からの天守閣
本丸御殿の下を通って,一段高い広場に出るとこの眺めです。
みなさん,ここで立ち止まって撮影です。^ ^
左端が天守閣入口となります。
今回,時間の関係で天守閣はパスしました。

石垣に秋を見つけました。
熊本城の石垣は,美しい曲線を描き,上の方は垂直に近いのが特徴となっています。
これを 「武者返し」 と称しているんですね。
難攻不落で,西南戦争のときも薩摩軍は一兵も入れなかったといいます。

頬当御門を出て北側の加藤神社に向かいます。
すると,神社入口で宇土櫓と大小天守閣をいちどきに眺められるんですね。
神社詣でした人の特典ですね。^▽^)ノ
加藤神社は,熊本城を築城した加藤清正公が祀られています。
以上,熊本城と外周散策のレポートでした。
気が向いたら,再建された本丸御殿内部の写真をまたご紹介するかもしれません。
師走は忙しいのでどうでしょう?
期待せずにお待ちください。www
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テーマ:旅先での風景 - ジャンル:旅行
- 2013/12/14(土) 16:52:33|
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| コメント:4
扉|σ(´∀`*)コンコン
のぼうの城の舞台となった「忍城」に前に行ったことがあるのですが、お城っていいですよね!
すごくワクワクしました(笑)
- 2013/12/15(日) 12:17:57 |
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