これは,昔作ったフジミのエンスージァストシリーズ No.3 。
確か発売されてすぐに製作したと思いました。
(手持ちのフジミの刊行物によると)
シリーズNo.29 ポルシェ 356B ロードスターが昭和63年10月には発売されています。
なので,No.3 はそれよりはだいぶ以前のはず。
発売と製作/完成はおよそ30年ほど前かと。
製作のスキルがまだまだなのは仕方ないところ。
全般にはまあまあの出来なのですが,ある一点でどうしても一作には加えられません。
エンジンフードのチリが合っていない。許容範囲外なのです。
少しの手間で修正できるものならそうして,何とか一作に加えたい。
そう思った nanapapa です。 (^^
もともと製作時にチリ合わせは気を遣ったつもりでした。
ですが,塗り上がって組み立てると残念な結果~。
今なら何とかできると,フード裏の周囲を削って調整したのが上の写真。
まあ今さら完ぺきは無理なので,この程度で許してやろうかと。
(修正前の状態は撮り忘れました) (^^ゞ
ところがですよ,ここにヒンジを加えたくなってしまいました。
そうすれば一作だ~! (ほかにも不満はいろいろあるのですが...)
というわけで,ヒンジ工作に進みます。
取り付ける場所は,構造的にリアシェルフの裏側しか考えられません。
ということで,力づくでリアシェルフを外します。
バキッ! 接着部の近傍(矢印部)で破断しました~。 (-_-;)
でも,もうここで接着することはないし,工作にそれほど支障はないでしょう。 (^^ゞ
とりあえず,リアシェルフはボディ側に仮止めしておきました。
0.5mm 厚のプラ板で棚受け(矢印)を作って,瞬間接着パテ(SSP)で接着しました。
シェルフはまだ固定しません。
ヒンジ押さえの部品を作ります。
1.2mm厚のプラ板にプラカッターでご覧の位置に三角ミゾを彫ります。
こんなときこのウエーブ製のT定規があると便利です。
端から2mmの位置に定規を合わせてっと。
定規の内カドに切欠きがあるでしょう。
カッターの先端が入ってなかなか具合がよろしい。
Φ0.6mmの洋白線を曲げてヒンジを作り,押さえ部品と合わせてみます。
三角ミゾは深過ぎないよう,洋白線が少し出るくらいにしています。
このあと,プラ板はシェルフの裏に収まるよう幅を8mmに切りました。
つづいてフード裏のヒンジ受けに使用する細切りプラ板を作ります。
プラ板は0.5mm厚です。
細切りプラ板の1本目をヒンジ位置に合わせて瞬着。
2本目を洋白線の太さぴったりに,さらに3本目を蓋をするように接着しました。
なるべく存在感が出ないように,外形をカマボコ状に削っています。(まず右側)
でき上がったものを並べるとこんな感じ。
ヒンジの軸受けが切りかかれているのはエンジンと干渉するため。
組み合わせるとこんな感じ。
あとは本体に組み込むだけですが,もう少し工作があります。
つづく
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テーマ:模型・プラモデル - ジャンル:趣味・実用
- 2015/12/16(水) 12:16:24|
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| コメント:2
旧作のレストアも面白いですが、組み上がってしまっているので、それなりの苦労はありますね。
ウィンドーパーツのランナーを切り取らないのも、補強の一部として使えそうな技です。
この後の工作も楽しみです。(^^)
- 2015/12/17(木) 14:38:17 |
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- 日の丸航空隊 #-
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日の丸航空隊さん
こんばんは~♪
旧旧作で出来栄えはいまいちなのですが,これ好きなんですよ。ときどき手に取って眺めるんですが,いつも気になるところ。
無性に手を入れたくなって,それなりによくなると欲が出ました。(^-^
ランナーが目に留まりましたか。
サイドウインドウの接着しろが少なかったのでこうしました。
使えるものは何でもってところでしょうか。(^^
- 2015/12/17(木) 21:35:39 |
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